本名ジェームス・メイヤーズ・トンプソン（James Meyers Thompson）
１９０６／９／２７〜１９７７／４/７
１９０６年 ９月２７日オクラホマで郡保安官の父ジェームス・シャーマン・トンプソンと
元教員の母の元に生まれる。しかしこの年の選挙で父は落選。後に
公金を石油の投機関連に不正使用した事が発覚する。
１９２０年 １４歳で彼の最初のフィクションを雑誌True Detectiveに販売。
テキサスの大きなホテルで夜勤のボーイとして働く、
１９２６年 春、フォートワースを去って、油田で働く。
大学生の時実妹の結婚相手の妹と熱愛関係になるが、
彼女の親の反対で破局。
１９３１年 ９月１６日妹夫婦の紹介でアルバータと結婚。その後三人の子供に恵 まれる
１９３２年 "Always to Be Blessed"を執筆？原稿は現在行方
１９３６年 共産党に参加
１９３８年 共産党を脱退
１９４０年 アルコール依存症？
１９４２年 "Now and on Earth"出版
１９４６年 "Heed the Thunder"出版
１９４９年 「
取るに足りない殺人」(Nothing More Than Murder)出版
１９５２年 ライオン・ブックスの名編集者アルバート・ハーノ（Arnold Halo）と出会う。
１９５２年１１月「
内なる殺人者(The Killer Inside Me)」出版
以降３年間でライオン・ブックスから１１冊が刊行される。
１９５２年１１月"Cropper's Cabin"出版
１９５３年 １月"Recoil"出版
１９５３年 ２月「
ドクター・マーフィー（The Alcoholics）」出版
１９５３年 ６月"Bad Boy"出版、本書は自伝小説
１９５３年 ７月「
サヴェッジ・ナイト(Savage Night)」出版
１９５３年１２月"The Criminal"出版
１９５４年 ２月"The Golden Gizmo"出版
１９５４年 ３月"Roughneck"出版
１９５４年 ６月"A Swell-Looking Babe"出版
１９５５年 仕事を中断
１９５７年 ７月「
死ぬほどいい女(A Hell of a Woman)」出版
１９５４年 ？月「
失われた男(The Nothing Man)」出版
１９５５年 「
アフター・ダーク（After Dark, My Sweet）」出版
１９５６年 スタンリー・キューブリック監督の映画
「現金に体を張れ(The Killing）」の台詞を執筆
１９５７年 スタンリー・キューブリックの映画
「突撃（Paths of Glory）」脚本を担当
１９５７年 １月"The Kill-Off"が映画化
１９５７年 「
荒涼の町(WILD TOWN)」出版
１９５８年 ;Lunatic at Large;を執筆？ 現在原稿は行方不明
１９５９年 １月「ゲッタウェイ(The Getaway) 」出版
１９６１年 ＴＶシリーズ;Dr. Kildare;
(エピソード;My Name Is Lisa and I'm Los;) の脚本を担当
１２月「
脱落者（The Transgressors)」出版
１９６２年 ＴＶシリーズ;Combat!; (エピソード不明)の脚本を担当
１９６３年 「
グリフターズ(The Grifters)」出版
１９６４年 「
ポップ１２８０(Pop. 1280)」出版
１９６５年 "Texas By, The Tail" 出版
ＴＶシリーズ"Convoy" (エピソード"The Duel")の脚本を担当
１９６７年 「
天国の南 （South of Heaven） 」 出版
１９６７年 「
鬼警部アイアンサイド（Ironside)」のノヴェライズ
１９６９年 "The Undefeated"「大いなる男たち」のノヴェライズ
１９７０年 "Nothing But A Man" 出版
１９７２年 "Child of Rage" 出版
「ゲッタウェイ(The Getaway) 」が映画化。
監督サム・ペキンパー（Sam Peckinpah）
１９７３年 "King Blood"出版
１９７５年 映画「さらば愛しき女よ(Farewell, My Lovely)」に出演。
監督ディック・リチャーズ(Dick Richards)
原作レイモンド・チャンドラー(Raymond Chandler)
フィリップ・マーローはロバート・ミッチャム(Robert Mitchum)
シャーロット・ランプリング演じる事件の鍵を握る女ヘレンの夫で
街の実力者ロックリッジ・グレイル役
１９７６年 "The Killer Inside Me"が映画化
監督バート・ケネディ(Burt Kennedy)
１９７７年 ４月７日父と同様の７１歳で没。
養護施設で食を断って息を引き取った処も父と同じだった。
１９７９年 フランスで"A Hell of a Woman"が映画化"Serie noire"
監督はアラン・コルノー(Alain Corneau)
１９８１年 フランスで「ポップ１２８０(Pop. 1280)」が映画化
"Coup de torchon"
監督ベルトラン・タヴェルニエ（Bertrand Tavernier）
１９８６年 "Hard Core" が出版
（"The Alcoholics"、"A Hell of a Woman"、"The
Kill-Off"）
１９８７年 "More Hard Core"が出版
（"Roughneck"、"The Nothing Man"、 "The
Rip-Off"(遺稿)）
１９８９年 「
この世界、そして花火」 (Fireworks: The Lost Writings)
マイケル・マコーリー(Michael McCauley)
ロバート・ポリト(Robert Polito)が出版される。
(This World-Then the Fireworksが同梱)
"The Kill-Off"が同名で映画化
１９９０年 "After Dark, My Sweet"が同名で映画化
邦題は「アフター・ダーク」
監督ジェームズ・フォーリー(James Foley)
「グリフターズ(The Grifters)」が 映画化
邦題は「グリフターズ 詐欺師たち 」
監督スティーブン・フリアーズ(Stephen Frears)
１９９１年 "Sleep With Devil"マイケル・マーコリー（Michael McCauley）による伝記が発行
１９９３年 ＴＶシリーズ"Fallen Angels"
(エピソード"The Frightning Frammis")
１９９４年 映画「ゲッタウェイ(The Getaway) 」がリメイク
監督はロジャー・ドナルドソン（Roger Donaldson）。
１９９５年 "Savage Art"ロバート・ポリト(Robert Polito)二つ目の伝記。
本書はエドガーと全米書評家連盟賞の両方を受賞しました。
１９９６年 "A Swell-Looking Babe"が映画化"Hit Me"
１９９７年 "This World, Then the Fireworks"が同名で映画化
